大船渡市大船渡町の市魚市場南側で、県による岸壁新設工事が本格化する。既存の南側岸壁は大型サンマ船5隻が接岸できるが、盛漁期には入港が重なる課題を抱える。新たに137㍍の岸壁を設け、大型船がさらに2隻係留できる環境を整える。岸壁泊地の水深は7㍍と既存の ...
住田町は、令和7年度から11年度までを期間とする「町地域公共交通計画」の素案を作成した。住民の利便性向上や持続可能な公共交通形態構築を目的とするもので、10日(月)から3月10日(月)までパブリックコメントを実施して町民から意見を募ったうえ、同月下旬に策定する。 同町の公共交通は主に路線バスの担う役割が大きく、町内と大船渡市、陸前高田市、遠野市を結ぶように運行。かつては民間事業者が運行してきたが、 ...
大船渡市末崎町出身のプロトライアスリートで、昨年9月に開かれた「パリ2024パラリンピック競技大会」のトライアスロン競技男子PTVI(視覚障害)で日本代表選手のガイド役も務めた寺澤光介選手(30)=SUNNY ...
陸前高田市は、森林による二酸化炭素(CO2)吸収量を売買可能にする国のJ─クレジット制度を活用し、森林クレジットの販売を始めた。価格は1㌧当たり1万5000円(税込み)で、気仙町内における市有林の令和5年度分CO2吸収量約3000㌧を販売。収益は森林整備や林業振興策に充てる。市は企業などに森林保全活動のフィールドとして市有林を提供する「企業等による森づくり制度(企業の森制度)」の運用にも乗り出して ...
大船渡市末崎町出身のプロトライアスリートで、昨年9月に開かれた「パリ2024パラリンピック競技大会」のトライアスロン競技男子PTVI(視覚障害)で日本代表選手のガイド役も務めた寺澤光介選手(30)=SUNNY ...
大船渡市観光物産協会(齊藤俊明会長)によるインバウンドセミナーは5日、盛町のカメリアホールで開かれた。台湾を拠点とする「向日遊顧問有限公司」の向井純代表が講演し、訪日客の視点からアドバイス。気仙への来訪増を見据え、旅行客の傾向に合わせた配慮や対応策を伝えた。 いわて花巻空港や仙台空港では、台湾等のアジア諸地域から訪れる旅行者が増加傾向にある。台湾等の観光動向や、受け入れる際のポイントなどを学ぼうと ...
大船渡市地域医療懇話会(会長・鵜浦哲朗気仙医師会長)は5日夜、大船渡町のおおふなぽーとで開かれた。昨年10月に続く開催で、通院の面から公共交通利用の現状を確認したほか、オンライン診療でも情報共有を図った。公共交通の乗客減少が続く中、市側は路線維持のためにも住民利用につなげる方向性を挙げた一方、患者ニーズの実態に合った議論や対策の重要性が浮かび上がった。懇話会では今後、通院手段に加え、国保診療所のあ ...
住田町は本年度から、国籍を超えて住民同士の交流を活性化させるための「多文化共生事業」を展開している。今月中には、町内在住の外国人と地元住民らとの交流イベントを予定しており、事業が本格化する。地域の一員であるさまざまな国籍の外国人のニーズを探り、諸施策に反映させていくことで、誰もが暮らしやすいまちづくりの進展を図る。(清水辰彦) ...
8月4日の住田町長の任期満了まで半年となった。2期目の現職・神田謙一氏(66)=下有住=の周辺からは3選出馬を望む声が多く、同氏はこれに対して「前向きに検討する」としており、正式な態度表明の時期に注目が集まる。一方、現時点で対抗馬擁立に向けた動きは見 ...
大船渡公共職業安定所(小野寺豊所長)は、管内(気仙2市1町)の令和7年3月新規高校卒業予定者に対する昨年12月末現在の職業紹介状況をまとめた。同月の内定率は100%と、就職を希望する全員が内定を決めた。同職安によると、12月末時点で内定率が100%に達したのは、過去20年間(平成17年3月卒業者以降)で最速となった。(三浦佳恵) ...
岩手県交通㈱大船渡営業所管内で5日、運賃の支払いで交通系ICカードが利用できる車両の運行が始まった。地域連携ICカード「IwateGreen Pass(いわてグリーンパス)」や「Suica(スイカ)」などが対象。順次車載器の設置を進め、15日(土)ごろには管内を走る全車両で導入される。 同日は大船渡町のマイヤ大船渡店前で式典が開かれ、渕上清市長や岩手県交通の本田一彦代表取締役らが出席。車載器への導 ...