主星であるWASP-12のすぐ近くを公転するWASP-12bは、木星の約1.4倍の質量を持つ巨大ガス惑星で、「ホットジュピター」に分類されます。ラグビーボールのような形状は、主星の強力な重力によって引き伸ばされたものです。また、主星の灼熱の環境によっ ...
ライブ配信プラットフォームのTwitchは、2025年2月13日(日本時間午前1時45分)より、NASAとの共同企画による特別ライブ配信イベントを実施することを発表しました。
タランチュラ星雲には星の材料となるガスとともに、固体の微粒子である塵(ダスト)も多く集まっています。塵には可視光線、特に波長が短い青色光を吸収・散乱しやすい性質があるため、塵の多い環境にある星は実際よりも赤っぽい色で観測されます。そんな塵を含む星雲の観測を通じた塵の粒子の研究は、新しい恒星や惑星が形成される上で塵が果たす役割を理解する上で役立つということです。
こちらは「うお座(魚座)」の方向約5億6700万光年先の銀河「LEDA 1313424」です。その明るい中心部分を取り囲むのは、幾つも重なったリング状の構造。このリング、全部でいくつ確認されているかわかりますか?
こちらは「おうし座(牡牛座)」の方向約477光年先の若い星「HH 30」の様子です。左右に走る中央の暗い線を境目に、青白い傘や赤い柱のような構造が上下に対称的に広がった複雑な構造をしています。
Gatewayはアメリカ主導の有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」で中継拠点として建設される予定の宇宙ステーションで、アメリカ航空宇宙局(NASA)の他に欧州宇宙機関(ESA)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、カナダ宇宙庁(CSA)、それ ...
現在の冥王星は、大気圧が非常に低く、表面温度も摂氏マイナス220度前後と推定されるため、液体窒素が存在することは難しい状態です。しかし、過去の冥王星は現在よりもはるかに暖かく、大気圧も高かったと考えられており、その表面には液体窒素が流れたり溜まったり ...
2024年9月から11月まで、月が2個になっていたのはご存知だったでしょうか?といっても肉眼で見えるような話ではないですが、直径約10mの小惑星「2024 PT5」が、この時期に地球の周回軌道に入り “第2の月” になっていました。 “第2の月” ...
こちらは「とも座(艫座・船尾座)」の方向約880光年先の恒星「WASP-121」と太陽系外惑星「WASP-121b」の想像図です。WASP-121bは直径が木星の約1.8倍ある巨大ガス惑星だと考えられていて、直径が太陽の約1.4倍あるWASP-121 ...
2024年8月に発見された小惑星「2024 PT5」は、2024年9月29日から11月25日まで地球の重力に捕獲されることが判明し、話題になりました。また、地球周回軌道に入る前に発見され、事前に「第2の月」になることが予測されたのは、2024 ...
※著者注: 本記事の内容は、2025年2月3日時点での情報をもとにしています。本記事の公開前や公開直後に、情報が更新されている可能性があることをご了承下さい。 1990年代以降、地球の近くを通過する「地球近傍天体(NEO)」(※1)の衝突可能性について ...
1989年10月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ガリレオ」が打ち上げられました。木星に到達するのに十分な速度を得るため、ガリレオは太陽系内を何度か周回し、地球や金星をフライバイ(接近通過)して加速する必要がありました。冒頭の画像は、その ...