厚生労働省は3月14日、第119回医師国家試験(2月8~9日実施)の合格者を発表した。新卒と既卒を合わせた合格率は92.3%で、過去10年では昨年の92.4%に次ぎ2番目に高かった。新卒は95.0%、既卒は59.0%だった。新卒合格率が100%だったのは金沢大、福井大、三重大と国際医療福祉大で、昨年と同じ4校。新卒合格率の最低は久留米大の84.3%だった。
関西編に続いて、首都圏の2025年春の傾向をお届けするこの速報。第二弾は、東京、埼玉、千葉と都県別に人気を博した中高をご紹介していきます。医師のみなさんが受験生だった頃には名前すら知らなかったような学校、影が薄かった学校の中にも、今や難関校として知られる学校もたくさん。ぜひ認識を新たにして、お子さんの受験に立ち向かってください。SAPIX小学部の広野雅明先生に伺いました。
全国自治体病院協議会会長の望月泉氏は3月13日の記者会見で、「社会保障関係費の伸びを高齢化の伸びの範囲内に抑制する」との財政フレームについて、「理論としておかしい。社会保障費が伸びている理由は、高齢化が約3分の1で、約3分の2は医療の進歩。高齢化の伸びのみに抑えるのは政府の過ちだ」と指摘した。前日に全自病など6病院団体と日本医師会が合同で出した声明に関連して述べた(『2026年度改定に向け、日医・ ...
東京都足立区の柳原病院で自身が執刀した女性患者に対してわいせつな行為をしたとして、男性外科医が準強制わいせつ罪で逮捕・起訴された事件で、東京高裁の差戻控訴審判決が出た3月12日、「外科医師を守る会」が閉廷後に報告会を開いた。外科医師本人や弁護団、支援者らが裁判の振り返りや支援者への感謝の言葉を述べた。発言の要旨は以下の通り。
「改良」が日常のSaMD、承認の壁に直面 鈴木:医薬品の場合、いったん薬事承認を取得したら、適応拡大などはそう頻繁に行うものではありません。一方で、日々患者さんのデータを集めて少しずつ賢くなるシステムを内在するSaMD(プログラム医療機器)はどう評価していけばいいのか。現状では、1年、2年のデータを集めて、改めて適応拡大や保険適用の延長などを求めていくことはやむを得ないのか。
ホワイトデーのお返し問題。稀代のモテ医師、三田先生も今年は頭を抱えているようで――限界医局で奮闘する村田教授と、個性豊かな医局員たちの毎日を描く連載「村田教授と愉快な医局員たち」。どうぞお楽しみください。
腎臓内科に進んだ高橋和男先生は、いかにして基礎医学である解剖学II(現・生体構造学)の教授になられたのでしょうか。各医学部の出身者が、大学時代を振り返りながら自らを語り、同じ大学で学んだ友人を紹介して語り継ぐ本企画。4回目となる最終回では、高橋先生が40代前半の若さで教授選に出た理由、そして現在の医学教育の現場で感じることについて、率直に語っていただきます。
2025年2月17日~3月2日にかけて、m3.comを通じて、ふるさと納税ポータルサイト『さとふる』へ申し込まれた返礼品を集計。医師の皆さまからの申し込み数が多かった返礼品の最新ランキング(※)をご紹介します!
高額療養費制度は、医療費の窓口負担が一定額を超えた場合に患者の負担を抑えるための仕組みで、窓口負担額(医療費の1~3割)から所得などに応じた限度額を差し引いた額を、事後に保険者が償還する制度です。入院や、同一医療機関での外来支払いでは、窓口での支払いを自己負担限度額にとどめる「現物給付」の仕組みを取っています。
世間はホワイトデーですね「いやな思いでしかない」――身近な先輩・上級医には聞きにくい質問に、医者芸人 井たくま先生がユーモアたっぷりに答えます。今週は「他科の珍しい病気、実は知りません」「通勤ラッシュが辛いです」の2本立て。どうぞお楽しみください。
東京都足立区の柳原病院で自身が執刀した女性患者に対してわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で逮捕・起訴された関根進氏に対し、第二次控訴審となる東京高裁が無罪判決を言い渡した3月12日、関根氏と弁護団が記者会見を開いた。関根氏は警察、司法機関やマスコミに対する怒りとともに、支援者などへの感謝の言葉を述べ、「医療の不確実性を前提に医療者側も患者側も守られる仕組み作りが必要」と話した。弁護団は「 ...
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