岡山大学、兵庫県立大、兵庫県立人と自然の博物館は9日、3者の関係者による研究グループが、新たなフジツボ付着阻害剤を発見したと発表した。有機化合物のザイレミンで、同研究グループは、合成したザイレミンとその関連化合物が、タテジマフジツボの付着を阻害する効果を持ち、かつ毒性を示さないことを明らかにした。今後、生物や環境への負荷が低い新たな防汚塗料の開発につながることを見込む。… ...
阪神地区海事関係者の情報交換会「神戸ラスキン会」は7日、神戸市内で第66回会合を開いた。プロペラのレトロフィット(既存船への設置)やクラウド型船舶管理システム、バイオ燃料、温室効果ガス(GHG)排出ゼロに関わる最新動向などが取り上げられた。ナカシマプロペラは、プロペラのレトロフィットなどについて紹介。これまでプロペラの販売先は主に造船所だったが、船舶の運航状況に合わせた主機の出力制限などを… ...
海上技術安全研究所は4月19日、電子航法研究所、交通安全環境研究所と合同で研究施設を一般公開する。400メートル水槽などの研究施設公開に加え、体験型コーナーも設置する。毎年4月の「科学技術週間」の一環として、東京都三鷹市から調布市にかけて隣接する3研究所が合同で一般向けに施設を公開し、日頃の研究活動の一部や今後の取り組みなどを紹介する。入場は無料で、来場希望者は申し込みサイト(htt… ...
IHIの連結子会社で4ストロークエンジン製造などを手掛けるIHI原動機の新社長に、4月1日付でIHIの保坂知洋氏=写真=が就く。村角敬社長は退任し、IHIの産業システム・汎用(はんよう)機械事業領域副事業領域長に就任する予定。ほさか・ともひろ 91(平成3)年鈴鹿工業高専卒、石川島播磨重工業(現IHI)入社。同年ディーゼルユナイテッド出向、16年IHI海洋・鉄構セクター愛知工場海洋工作部長… ...
米国通商代表部(USTR)が中国建造船などに対する入港料課金などを検討しており、3月24日に同試案に対するパブリックコメント(意見公募)締め切りと公聴会が予定されている。検討案では入港料課徴に加え、… 2025年03月12日 デイリー版1面 外航全般 ...
SBSホールディングス(HD)は14日、インドネシア・ジャカルタに本社を置く、Tangguh Jaya Pratama(TJP)の株式77%を2月28日付で取得し、SBSグループに迎え入れたと発表した。TJPはインドネシア国内で物流サービスを提供する ...
基礎化学品であるエチレンの原料になるエタンを運ぶ液化エタン船の発注が増加している。液化エタン船の世界の船腹量は約30隻だが、新造発注残は既存船の2倍に相当する60隻強まで拡大した。化学メーカーが原料… 【春闘】総合重工、ベア満額回答。
日本郵船が運営に参画する、トルコ唯一の自動車船専用ターミナル「ヤルンジャ港」が完成車の取扱台数を着実に伸ばしている。2021年11月の稼働開始以降、約3年間で3倍超の年40万台強に拡大。日本郵船グループが培ってきた自動車物流の安全クオリティーを発揮し、欧州向けを中心に成長が見込まれるトルコの自動車輸出需要、北アフリカや中央アジア諸国向けのトランシップ(積み替え)需要の取り込みに力を注いでいる。… ...
基礎化学品であるエチレンの原料になるエタンを運ぶ液化エタン船の発注が増加している。液化エタン船の世界の船腹量は約30隻だが、新造発注残は既存船の2倍に相当する60隻強まで拡大した。化学メーカーが原料調達の最適化を進める中で、エタンの利用を増やすことが船腹需要を押し上げている。エタンの海上荷動き量は2040年にかけて現在の2倍強に当たる2000万トンに増える見込みだ。海運会社はエタンの輸送ニーズの… ...
日本海事補佐人会(岸本宗久会長)は6日、神戸市内で研究会を開いた。昨年に続く神戸での開催で、近年の地球温暖化が日本の気象・海象や台風の進路に与える影響と、内航船向けのインターネットカメラ(IPカメラ)とNAS(ネットワーク接続型ストレージ)を用いた簡易な監視装置導入による「洋上の見える化」について話を聞いた。海技教育機構(JMETS)傘下の海技大学校(兵庫県芦屋市)の大坂篤志准教授は、地球… ...
【中部】名古屋港管理組合は12日、外航クルーズ船の入港に伴う経済波及効果について調査結果を公表した。名古屋港入港による経済波及効果の年間推計は愛知県内で約7・4億円、名古屋市内で約4・6億円という結果になった。県外を含む全国では12・5億円だった。2024年に寄港地観光を実施した27隻で推計した結果、入港に係る費用、寄港地観光ツアーに係る費用、個人消費の三つを計上した直接消費額は、年間で約… ...
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